days

妄想デート、moimoi_azkのことばで。

day2

晴れた空がピンクになった頃にその麓までしりとりをしながら歩く。大抵の場合「る」だったり「ど」だったりが最後に来る単語を言われて悩む私のターンが長い。そうやってアカデミックなからかわれ方は私は嫌いじゃない。

ここは東京の桜の隠れた名所のとある公園。木の下でチェック柄のレジャーシートを広げ、淹れてきた紅茶とたっぷり具の詰まったサンドイッチを二人で手を合わせて頂く。朝早くにキッチンに並び作ってきた甲斐があったね、とあなたは笑う。どんどんサンドイッチが消えていく中、私はこの人の食べている顔も好きなのだなと実感する。春だからか、あなたがいるからか。とても暖かい。銀のコップの中にピンクが映り込んでた。